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温度・湿度について

皆さんこんにちは。
アネストの井梅です。

5月も中頃を過ぎると、
これから、どんどん暑くなっていきますね。

そしてできれば、日々快適にすごしたいものです。

5月14日は温度計の日でした。

快適な室内環境をつくるためには、
温度湿度の調整が大事です。

そこであると便利なのが、温度計・湿度計です。

ただ単に、冷暖房や加湿・除湿を
しているだけでは快適になりません。

これらを適正な数値で調整することが、
快適空気環境への近道なのです。

そこで活躍するのが、温度・湿度計です。

ご自宅に無いと言う方は、
まずこれらを置くことから始めてみましょう。

◆温度と湿度、両方知ることが大事

温度は気にするけれど、湿度はあまり気にしない、
という人が多いのではないでしょうか。

天気予報を見ていても
「おっ、今日は冷え込むぞ」とか
「昼間は暑そうだな」など、
【温度】を気にする方は多いと思いますが、
【湿度】となるとそんなに意識をしていない方が
多いのではないでしょうか。

しかし、湿度は、暑さ寒さの体感温度を
左右するだけでなく、
カビやダニ・ウィルスなど
健康を損なう原因とも強い関係があります。

室内の湿度を把握することは、
健康に良い空気環境の維持にも役立つのです。

そもそも、湿度というのは、
空気中に含まれる水分の割合を表したものです。

しかし、空気は温度が高くなるほど、
含むことができる水分の量が増えます。

したがって湿度は、
同じ水分量でも温度によって変わるのです。

そのため『何度の時、湿度何%が快適なのか?』
という視点で、温度・湿度の両方を
キチンと見るのが有効なのです。

そのためにも、温度計だけでなく、
湿度計が必要なのです。

温度計・湿度計の両方があれば、
室内をどのように調整すれば良いか、
判断がしやすくなります。

•エアコンの運転モードは何が最適なのか?

温度を下げる冷房なのか、
湿度を下げる除湿が良いのかなど

•除湿機・加湿器の運転は本当に必要?

正確な湿度が分かることで、
除湿・加湿の必要が的確に判断できる

最近は、エアコンや除湿機・加湿器も、
センサーにより自動運転をしてくれる機器が
増えてきましたが、
使い手が正確な判断をすることで、
より快適な空調が実現できるのです。

また、自分にとって快適な温度・湿度を
覚えておきましょう。

そうすれば、いつでもすぐに快適な
空気環境が実現できます。

これは、空調の無駄を減らし、
エコにもつながります。

ぜひ、快適な温度と湿度を知り、
環境にも配慮した空調を心がけましょう。

◆外の温度を知る効果いろいろ

テレビやインターネットでも
外気温を知ることはできますが、
家の中にいると実際の暑さ寒さは
意外とわからないものです。

自宅でも簡単に外気温を測る温度計がありますので、
活用してみてはいかがでしょうか。

外気温を知ると、

●朝出かける時の服装選びに便利

高断熱高気密住宅やマンションでは、
室外の温度が把握できず、
玄関を出てから着替えに戻ることも。
外気温が分かると便利です。

●暖房のタイマー運転時間の目安になる

寝る前の気温が低い日は、
朝の暖房開始タイマーは早めに設定するなど、
快適空調に有効です。

●適正な空調運転の判断ができる

夏なら窓を開けるか冷房にするか、
冬なら暖房を入れるか消すかなど、
過剰な空調運転を避けるきっかけとなり、
省エネにつながります。

このように、
季節ごとに過ごしやすくする工夫ができるのです。

そして、
これらの工夫の効果を確認するためにも役立つのです。

興味のある方は、ぜひ外気温を使ってみて下さい。

外気温を測る時の注意点をご紹介します。

まずは、
できるだけ直射日光が当たらないところがベストです。

直射日光が当たると、
温度計(センサー)自体が暖められてしまい、
実際の気温よりも高くなってしまいますので、
注意しましょう。

◆温度計・湿度計のご紹介

市販の湿度計は、
温度計とのセットになっているモノが多いです。

電気販売店やホームセンターなど、
手軽に手に入れられますので、
数字の見やすさや気に入ったデザインなどで、
選んで下さい。

また、温度・湿度計のスペックには、
誤差の範囲が表示されているものがあります。

より確かな計測をしたい場合は、
これらを確認することをおすすめします。

それでは!