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春ですが要注意!

皆様こんにちは。
アネストの井梅です。

暖かくなりすごしやすい春になってきました。

とてもすごしやすい季節ですが、
春になると花粉症に悩む方も多いと思います。

私も春なのに辛い毎日を送っております。

そしてこの時期は、花粉症だけでなく、
黄砂やPM2.5の被害も増えてきます。

ちなみに黄砂とは、 ゴビ砂漠などの砂が偏西風に乗って
日本に飛んでくることです。

黄砂は、主として中国の乾燥地帯
(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や
黄土地帯で強風(偏西風)により吹き上げられた
多量の砂塵が上空の風に運ばれて、
日本で降下する現象をいいます。

一般的には、春季(3月~5月)に多く見られ、
濃度が濃い場合は、空が黄褐色となることがあります。

化学組成的には、CaCO3(炭酸カルシウム)が10%以上です。

このCaCO3(炭酸カルシウム)はアルカリ性になり、
酸性雨の中和効果があるともいわれています。

◆黄砂とアレルギーの関係

黄砂の粒子は直径0.1mm以下の細かい土の砂粒ですから、
気道を刺激すると咳が出ます。

喘息があると、発作の悪化因子になりますので、
黄砂の多い日には注意しましょう。

マスクをして、黄砂が気道に入るのを防ぎましょう。

アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎も、
黄砂によって悪化します。

特に花粉症が落ち着いたのに涙目になる場合は、
黄砂が原因になっている場合があります。

砂というものは、その粒子がアレルギーを悪化させます。

この時期に外に出て、目・鼻・のどに
不快感を感じるようであれば、
1つの原因として黄砂が考えられます。

黄砂が皮膚につくと、乾燥肌や皮膚を刺激し、
アトピーの症状を悪化させることがあります。

このように、この時期は黄砂によって
様々なアレルギーが悪化するのです。

3月から5月まで黄砂が多く、特に4月に多いので、
その時期には天気予報に注意を払いましょう。

スギ花粉と同じで、
飛んでくるものはなかなか避けられないものですが、
自分を防衛することはできます。

また、黄砂について少しでも知っていれば、
対策も可能です。

黄砂そのものが、
どれだけアレルギーに悪影響があるのかは
個人差が多く、正確なデータがないのが現状です。

ただ、黄砂の時期に、
アレルギーが悪くなる場合は要注意です!

それでは!