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家造りの基礎知識、長期優良住宅

皆様こんにちは。
アネストの井梅です。

今回は家造りの基礎知識、長期優良住宅について。

長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」
(2009年6月4日施工)に基づき、住宅を長期にわたり使用する
ことにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、
環境への負荷を低減するとともに、建替えに係る費用の削減によって
国民の住宅に対する負荷を軽減し、より豊かで、より優しい
暮らしへの転換を図ることを目的としています。

目的:住宅ストックの活用
  *環境問題に貢献
  *消費者の住宅取得の軽減
  *中古市場の活性化・・選択肢の増加
  *ストックビジネス(点検・リフォーム・中古住宅の売買)の育成
方法:長寿命住宅の認定制度

と言うのが長期優良住宅の概要になります。

日本の新築木造住宅は20年で資産価値がゼロになります。
これは国と業界(不動産・金融)が新築住宅の寿命を
20年とする方が都合が良かったからです。
1969年以降日本国民の住宅資産が500兆円消え失せて
しまいました。新築購入直後から急速に価格が下落し
20年後には資産ゼロ、30年後には取り壊されるという
消費型の考え方が普通でした。高度成長期は地価が
上昇し続けたため、住宅価格下落を覆い隠してきました。
しかし人口減少が鮮明になる中で地価上昇は期待出来ない。
空き家問題を引き起こし、このままではいけないと
国が住宅の長寿命化に向けて政策転換を行い、
住生活基本法という法律を整備しました。
日本の中古住宅流通量が13%にたいしてアメリカは78%。
欧米社会で家は手入れをして長く住まうという文化が
根付いています。
2009年7月に不動産の価格査定マニュアルが改正され、
築25年時点での転売価格は、長期優良住宅で定期補修が
計画通りに行われている場合で新築時の35%程度になる
と言われています。このように国は着実に、良い家を長く
住み継ぐと言う風になっています。3倍長持ちする、
資産価値の高い家の評価基準が認定長期優良住宅という事です。
しかし法律が整備されても義務ではありません。
この事実を知らずに20年後資産価値ゼロの家を建ててしまう事も。

ココスムは、認定長期優良住宅に標準で対応しています。

耐震性等級3
省エネルギー性はBELS☆☆☆☆☆
と最高評価が標準です。家族が楽しく暮らす家だから
住まいの安全について徹底的にこだわりました。
ママが暮らしやすい家、ココスムなら将来の資産価値が

ゼロになることはありません。

家造りをはじめたくなったら、是非ショールームでご相談下さい