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基礎工事 耐圧コンクリート打設

みなさん、こんにちは現場担当の野原です。

今日は現場基礎工事で耐圧コンクリートの打設作業を行いました。

基礎のコンクリート打設のときのチェックポイントを挙げます。

まず、外周部の型枠の固定状況やまっすぐに並んでいるかを確認します。

型枠が乱れていた場合は、設置し直す必要があります。

また、型枠にコンクリートやゴミなどの付着物があると、打設したコンクリートに

影響することがあるので、型枠の搬入時やコンクリート打設前に確認しておきます。

コンクリートは出荷伝票の配合内容とJIS規格のコンクリートであるかチェックします。

生コン車が現場へ到着し、コンクリートが搬入されると受入検査が行われます。

検査結果と配合計画書の内容に相違がないか確認が必要です。

主な試験ではスランプ試験があります。生コンクリートの軟らかさを測定する試験で、

スランプコーンと呼ばれる容器に生コンクリートを詰めて裏返した後に抜き取って、

生コンクリートのてっぺんの高さが何㎝下がったかを測定します。通常は15~18㎝です。

次にポンプ車を使用し型枠内へコンクリートを流しこみます。

打設時にバイブレータを使用し、余分な空気を抜き締め固めているか確認します。

1箇所あたりおおむね5~15秒で約60㎝間隔が理想とされています。

挿入時間が長すぎるとコンクリートの骨材(砂利と砂)が分離する可能性があり、

表面に隙間が生じる原因にもなるため注意が必要です。

前日までの雨も止み、晴天の中無事に作業完了となりました。