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大仏様について

皆さんこんにちは。
アネストの井梅です。

さて、4月9日は、大仏様の日でした。
そんな日があるのですね。

最近では、東京都日の出町に、
新しい大仏様が完成し、話題となっております。

今回は、大仏様についてお伝えします。

大仏様とは、巨大な仏像を表す言葉です。

仏像の基本寸法は
丈六(じょうろく)といわれ、
一丈六尺(約4.85m)で造られることが多く、
立像で高さが一丈六尺(約4.85m)よりも
大きなものを大仏と呼ぶことが多いです。

この大きさの基準は、
お釈迦様の身長が一丈六尺(約4.85m)
であったという説や、
仏様や菩薩様が化身してこの世に現れる身長
という考え方から来ています。

仏教発祥のインドでは、
紀元1世紀ごろから仏像が造られましたが、
10mを超えるような巨大な大仏が建立された例は
ほとんどなく、
中央アジアや、中国で巨大仏が造られはじめました。

天然の岩壁を彫刻した磨崖仏(まがいぶつ)も
多く造られています。

日本では奈良時代、
聖武天皇が東大寺に奈良の大仏様を建立しました。

大仏様といえば、
「奈良の大仏」が有名ですが、
日本一の大きさとなると、
より大きな大仏が造られています。

青銅製大仏立像として
ギネスブックにも登録されている
牛久大仏(茨城県牛久市)は、
全高120m(像高100m、台座20m)もあります。

また、日本寺大仏(千葉県鋸南町)は、像高31.0mで、
同じ座像である奈良の大仏様の2倍もの大きさがあり、
大仏座像および石仏としては
日本一の大きさを誇ります。

日本三大大仏とは、最初は
奈良の東大寺、河内の太平寺、近江の関寺の
大仏様を呼んでいました。

江戸時代には、
奈良の東大寺、鎌倉の高徳院、京都の方広寺
の大仏様を数えていました。

現在は、奈良の大仏、鎌倉大仏に次ぐ
三大大仏の候補は複数ありますが、
空位とする考え方が主流のようです。

大仏様を安置する仏堂には、
大仏殿という名前がついていることがあり、
東大寺の大仏殿は有名で良く知られています。

大仏様は、周りの景色と比べると、
その大きさに驚かされます。

実際目の前にすると、
想像以上のその迫力に圧倒されるものばかりです。

日本には、全国に数多くの大仏様があります。

旅行先など、近くの観光に併せて
訪れて見て下さい。

それでは!