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家づくりで知っておきたい5つのポイント 〜契約から完成までに確認しておくこと〜


契約から完成までに確認しておくこと




家づくりの基礎知識を知り、間取りの計画をたて、資金計画もして・・・
となってくると、いよいよ土地を決めて業者を選んで"契約"ということになってくるのですが、
契約前に、知っておいてほしいことがいくつかあります。

それは、

◎ 契約前のチェックポイント
◎ 契約書のチェックポイント
◎ 約款のチェックポイント
◎ 契約から入居までのながれ
◎ 家ができる過程について
◎ 引き渡し時のチェックポイント
◎ 完成後の住宅会社との付き合い方
◎ アフターサービスについて

などなどです。

これらも、家づくりにおいて重要なポイントになる点です。
この中から大切なところをピックアップしてお伝えしたいと思います。


■ 契約前のチェックポイント

人生最大の買い物の契約ですから、慎重に臨みたいものです。
そこで、契約を結ぶ前に最終的に確認しておきたいポイント、
契約当日に契約書の書面を見て確認するポイントをおさえておきましょう。

【契約前の最終チェックポイント】

1.見積金額・仕様・別途工事

なんといってもいちばん肝心なのが金額です。
まず、消費税は含まれているか。各部の仕様と金額が一致しているか。
とくに機器や装備のグレードや仕上げなどは営業マンと何度も相談して決めたはずですから
きちんと反映されているか確認して下さい。

相談時と違っていても実際に工事が始まってからそれに気づいたのでは
追加費用が発生するなどのトラブルになりかねません。

特に仕様の確認は念を入れて下さい。

カタログなどで確認するだけでなく、もう一度モデルハウスや現場見学会、
設備メーカーのショールームなどへ出向いて、現物を確認することをお薦めします。

「業者を選ぶ」のではなく「仕様を確認する」という目的で行くことで、
情報収集段階とは違った目で見ることができ、新しい発見があるはずです。

2.別途工事と追加工事

見積書に別途工事の項目があった場合、その内容と金額をよくチェックしましょう。

別途工事とは、家の本体工事とは別に行う工事のことで、
門扉や塀、庭や植栽など外構部分の工事のことです。
これらがどこまで計上されているかを確認しておきましょう。

また、コンセントや電話用のモジュラージャックの追加や、
位置変更なども追加費用がかかるのか確認しましょう。

インターネットのLANケーブルやテレビ用のアンテナケーブルなども
現場で使い勝手を考えて変更や追加が多いものです。

どのくらい柔軟に対応してくれるのか確認しておきましょう。

3.契約金の金額と支払スケジュール

別途工事や発生しそうな追加工事の金額をプラスした総額はいくらだったでしょうか。
そのほかにかかる諸費用の概算も営業マンに提示してもらい、トータルな金額を把握しましょう。

契約した段階で、手付け金とよばれる契約金を支払うことになります。
手付け金は何かあって契約を解除する場合、戻ってこないお金です。

その金額は業者によってさまざまですが、一般的に工事請負代金の一割前後が目安です。
それよりもはるかに高い金額を要求してくることがあれば要注意です。
今までもそうだったのか、よく話を聞きましょう。

支払いの段取りも確認しましょう。

工事代金は「契約時」「上棟時」「引き渡し時」の3回に分けて支払うケースが一般的です。

どのタイミングでいくら支払うのかを明確にしておきましょう。

また、ほとんどの人が住宅ローンを利用するでしょうから、
そのローンが実行されるタイミングと支払いのタイミングをすりあわせておく必要があります。

4.契約業者と工事業者の確認

これは会社選びをする段階で確認したはずですが、もう一度重ねて確認です。

契約後に実際に工事を請け負うのがまったくの別の会社になる、
というケースもあるのです。

こういった場合、せっかく見学会に何度も行ったり、そこで職人の仕事ぶりを確認したり、
といった確認作業が意味のないものになってしまいます。

「実際の工事施工も御社がやっていただけるのですよね」と念をおして確かめておくべきでしょう。
どのタイミングでいくら支払うのかを明確にしておきましょう。

また、ほとんどの人が住宅ローンを利用するでしょうから、
そのローンが実行されるタイミングと支払いのタイミングをすりあわせておく必要があります。

5.契約日当日に用意するもの

実印や印鑑証明など、必要なものは営業マンに確認しておきましょう。
できれば事前に書面で一覧をもらうと間違いありません。

契約金のほか、契約書に必要な収入印紙代も必要ですが、これらは現金で持参するのか、
振り込みでいいのかも確認しておいて下さい。

契約当日には具体的に何をするのか、段取りも説明してもらっておいた方がいいでしょう。

契約書の約款などはたいへん細かく色々と書いてあるので、その場でじっくり読む時間はないと思います。

事前に契約書のコピーをもらっておき、自宅で隅々まで読んで分からない点や疑問点を出しておき、
契約時に営業マンに質問するのがいいと思います。


■ 契約から建築までに確認すること

契約が済んだらいよいよ着工となります。
工事が始まってしまったらあとは早いものです。
地鎮祭などの儀式も含め、建築前のチェックポイントをおさえておきましょう。

1.工事担当者の確認

同じ会社が工事を担当する場合でも、工事担当の責任者は現場監督と呼ばれます。

これまでいろいろと打ち合わせしてきた営業マンとは違う人になる場合も多いので、
そのときはあらためて現場監督の名前と連絡先を確認しておきましょう。

もちろん、小さな工務店では社長も営業マンも現場監督も同じ、というケースもあります。

いずれにせよ、工事中になにかあった時「誰に連絡すればいいのか」は大変重要です。
また、休日や夜間など会社に連絡がつかない場合でも、緊急の連絡が必要になることもあります。
担当者の携帯電話を聞いておければ安心でしょう。

2.近所へのあいさつ

業者まかせにせず、施主であるあなたが主体となって
営業マン・現場監督と一緒に回るようにしましょう。

この近所へのあいさつをおろそかにすると、工事中に何かトラブルがあった際に
相手が感情的になることがあるだけでなく、完成後にも尾を引くことがあります。

相手にはおおよその工事期間を説明して、
期間中、不便や迷惑をかけてしまうことをわびておきます。

また挨拶時には、工事期間中、何か不都合があった際の自分の連絡先と、
工事担当者の連絡先などを伝えておきましょう。

業者によっては工事スケジュールと連絡先を書面にして、
あいさつ時に渡せるようにしてくれている場合もあります。
それがなければ担当者の名刺を渡してもらうようにしましょう。

3.地鎮祭・上棟式

基礎工事を始める前にその土地を清め、神を祁って工事の無事を祈願するのが地鎮祭です。
神主さんを招き、施主と工事関係者が集まって行います。

上棟式は基礎工事が終了した後、柱や梁を組んで棟木を上げるときに行う儀式です。
地域によっても異なりますが、地鎮祭と違って神主さんを招く必要がないため、
現場監督が式を進めることが多いようです。

地方によって様々な風習があり、棟から清酒を流したり、餅や金を投げるところもあります。

地鎮祭も上棟式も必ず行わなくてはならないものではなく、省略する施主様も増えているようですが、
準備や手配に時間がかかるので、行う場合は早めに営業マンに相談した方がいいでしょう。

4.家を建てる位置と境界線

現場で家を建てる位置と向き、隣地との境界線はチェックしておきましょう。

間違った向きで家が建ってしまう、ということはありえないと思うかもしれませんがありえるのです。
途中で図面の変更があった場合などは特に注意が必要です。

敷地境界線は境界杭で確認することができます。
隣地に家が建っていて、境界が確認できていない場合は、双方立ち会いの上で
境界杭や境界石の確認をした方が、あとあとのトラブルを避けることができます。

念のために第三者に立ち会ってもらい、双方納得した上で工事を始めましょう。

5.水道などのライフラインの確認

水道や下水道、ガス管などが敷地に引き込まれていることを確認しましょう。

排水管が隣地の敷地下を通っている場合などもあります。
思わぬ出費につながることもあるので業者任せにせず、自分でもよく確認しましょう。
建て替えで土地を購入した場合は特に注意が必要です。


■ 完成!引き渡し時のチェックポイント

いよいよ建物が完成し、晴れの引き渡しの日が迫ってきます。
この何ヶ月もの間の苦労が報われる瞬間、あなたもご家族もワクワクでしょう。
でも最後まで気を抜かないでください。最後のチェックはより念入りにすべきです。

1.説明・書類はOK?

◎ 建築確認済証
◎ 設備機器の取説と保証書
◎ 工事写真
◎ 地盤調査データ
◎ 各種図面

などすべてを受け取りましょう。
将来、建物を売買するときにも必要となる重要な書類です。

また、それらの説明をきちんと受けたでしょうか。
営業マンから入居までの流れや引き渡しの注意点などを説明してもらいましょう。
とくに登記に関しては重要な点ですのでよく説明してもらいましょう。

2.保険は大丈夫?

火災保険には入居当日から入っていなくては不安です。
住宅ローンを利用する場合には必ず入ることになりますが、あらかじめ発効日を確認しておきましょう。

3.登記は完壁?

建物が完成したら、「表示登記」と「所有権保存登記」をしなくてはいけません。

表示登記は建物の現況を示す登記で土地家屋調査士が、
「所有権保存登記は建物をだれがはじめて所有したか」を公に示す登記で司法書士が代行します。

登記を代行してもらうために委任状を作成しますが、これには実印・印鑑証明・住民票抄本などが必要です。
手数料も必要になります。営業マンに頼んで、引き渡し時に必要なものの一覧を書き出してもらうとよいでしょう。

4.水道や電気の名義

工事期間中は水道・電気の名義が住宅会社になっているはずです。

引き渡しと同時に業者が変更の届けを出してくれるはずですので、
名義変更がキチンとされているかもチェックしましょう。

5.アフターサービスの確認

完成後の建物には1ヶ月点検、1年点検などのアフターサービスが設定されています。
内容は業者によってさまざまですが、時期や回数を確認しておきましょう。

また、入居後のトラブルは工事中の現場監督とは窓口が違うはずですので、
夜間や休日にも対応可能な連絡先を確認しておきましょう。

建てた後の担当者が誰になるのかもキチンと確認しておくことが大切です。


さて、これでイメージトレーニングは完壁ですね。
家づくりの節目節目で、工事を担当する建築会社との連係プレーが
大切なのが分かっていただけたでしょうか。

あなたの熱い思いだけでは家は建ちません。
その思いを共有し、分かり合える建築会社との二人三脚で家は出来上がります。

二人三脚の息が合う建築会社と出会えるか、
実はそれが一番重要なポイントではないでしょうか。

常にあなたの視点で家づくりを捉えられるか、
そこが、建築会社を選ぶ際に一番大切な点ではないかな、と思います。

そして、もうひとつ伝えたいことが、
家づくりは自分も学ばなければいけないということです。

業者のいいなりになって、思っていたものと違うと後悔しても、それは自分の責任です。
自分が一生に一度の大金を使う買い物。
それを自分が何もせずに人まかせでうまくいくはずがありません。

高校入試や大学入試も自分で学んだからこそ合格できるし、後悔しないもの。
家づくりも同じ、しっかりと自分で学び計画した人だけがうまくいくのです。

何をどうやって勉強していけばいいのかは、本屋にいって本を読むことでわかりますし、
直接、私ども建設会社に相談していただければ、詳しくお伝えします。

一生に一度の家づくり、是非、成功させるためにも、
少しずつ学んでいきましょう。

↓もっと勉強したい方は、この本をお読みください!

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